Views は最も広く使用されている貢献（拡張）モジュールのナンバーワンだ。このモジュールはすべての Drupal サイトのうち 70% 近くにインストールされている。非開発者（ノン プログラマー）でも Web インターフェースを通してページ、ブロック、カレンダー、フォト ギャラリーなどのためにリスティングを作成できる能力。それに加え、キャッシングなど、開発者にやさしい特徴も完備している。これは Drupal を輝かせている主要な差別化要因（他の CMS に差をつける要素）のひとつだ。
Views は卓越した貢献モジュールとしてやってきたわけだが、今回 Views を Drupal コアに取り込むのは、はっきりとした戦略的な決定だ。コア内に Views があることによって次のような多数の利点が生じることになる。
僕はほかの会社をいくつか買収してきたが、自分の会社を売るのは Mollom を Acquia に売却したのが初めてだった。売る側に回るのは随分違う感じがした。満足感にかすかな喪失感が混じったような、おもしろい気持ちだ。交渉中の段階では、喜びとワクワク感がある。そのあと、適格性調査（デュー ディリジェンス）のプロセスを経る間はフラストレーションを感じる。手続きが山ほどあるのだ。そして、ついに鍵を引き渡すという日には、自分の赤ん坊を売ってしまったような気がする。しかし、それと同時に達成感もある。
僕は今年の初め、僕たちにとって初めての Drupal Association コミュニティー選挙に関する記事を書いた。僕たちがコミュニティー選挙を採り入れた目的は、Drupal Association の役員会には必ず Drupal コミュニティーの代表が常にバランスよく反映されているようにするためだ。
