Drupal と赤鼻の日

2013 年 3 月 20 日 - 18:59 -- ドリース バイテルト

先週、「赤鼻の日Red Nose Day」があった。これは英国全土にわたって Comic Relief が組織する募金イベントで、2 年ごとに開催される。テレビ番組、地方自治体のイベント、ソーシャル メディア、数々の Drupal Web サイトを組み合わせて使うことによって 1 日で 7500 万ポンド(1 億 1300 万ドル(本稿執筆時、約 112 億円))を募ることができた。赤鼻の日には、(一般常識として)やってはいけないというルールを脇に置き、みんなが赤い鼻を付け、何かおかしなことをしてお金を得るよう呼びかけられる。そのお金は、アフリカ全土および英国国内に住む、ひどく不当な扱いを受けている人々や絶望的な貧困生活を送っている人々の暮らしを変えるために使われる。

Rednoseday.comComicrelief.comDrupal で構築されており、彼等の Web チームは才能に恵まれている。Acquia チームは彼らを Drupal の専門知識と Acquia Cloud の使い方の面から支援してきた。安定し、大きな拡張性を備えたプラットフォームをさらに確かなものにするためだ。

ライブ中継の間、Web サイトのトラフィックには巨大なピーク(集中的な大量アクセス)がいくつもあった。また、番組の中では毎時間、心のこもった特別な呼びかけがあり、その度に膨大な量の寄付が殺到することになった。突然やってくる巨大なスパイク(トラフィックの急増)(彼らはそれを「スラム」と呼んでいるが)に対処するため、僕たちは 24 台のロード バランサー、28 の Web ヘッド(web heads)、そして 2 台のデータベース サーバーを利用しなくてはならなかった。また、フェイルオーバー用に 12 台のロード バランサーと 2 台の Web ノードを用意していた。トラフィックが急増し始めたところで追加のサーバーを立ち上げているような時間はない。瞬く間に起こることなので、 Acquia はそのイベントの夜、ハードウェアと共に 11 名の人員を据え、インフラの支援に充てていた。

みんなも想像できると思うが、ライブで 6 時間中継される全国規模のチャリティー イベントで何百万ドル(何億円)というお金(を集められるかどうか)がかかっているとなれば、どんな Web チームだって怖いものだ。Comic Rrelief ほどの盛り上がりを見せるチャリティー(イベント)を支援できることは Acquia チーム全体にものすごい達成感を与えてくれる。このプロジェクトに対する彼ら(チーム スタッフ全員)の献身的な取り組みを僕はとても誇らしく思っている。

僕たちは実際のところ、レディング(英国)バーリントン(米国)、両オフィスからの Harlem Shake ビデオで自分たちの分として寄付を募ってきた。この、とてつもなくやりがいのある、(人々の)人生を変えるきっかけを支援するのは(今からでも)遅くはない:

https://www.rednoseday.com/donate

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