Drupal ガバナンス スプリント

2012 年 6 月 26 日 - 17:05 -- ドリース バイテルト

Ubuntu の仲間たちからそっくり拝借した形Drupal 行動規範The Drupal Code of Conductは、僕たちが培(つちか)おうとしている(コミュニティーの)特性を明記するという役目を立派に果たす。それは人々に「ソフトウェアを取りにおいで。そのままコミュニティーにずっといたらいいよ」と請け合えるようにするための特性だ。しかし、まだ少し(埋めなくてはならない)ギャップがある。たとえば、意見が対立したときの解決方法をどうするか、ひとりの個人として新しいガバナンス(統治)ポリシーを提案するのにいちばんいい方法はどんなものか、といったものだ。

Drupal のキー コントリビューター、ランディー フェイRandy Fayは他のオープンソース プロジェクトのガバナンス モデルを調査してくれた。それはとてつもない量に及ぶものだ。詳しい内容は彼のブログで読める。ランディーの記事群を読み続けていない人たちのために言っておこう。彼と僕は、オレゴン州ポートランドで 7 月 16、17 日に Drupal ガバナンスに関するスプリントを開く。コミュニティー リーダーシップ サミットthe Community Leadership Summitに続けて行う形だ。ランディー、アンジェラ バイロンAngela Byron、グレッグ ダンラップGreg Dunlap、デイビッド ストロースDavid Strauss、そして僕が参加する予定だ。

このスプリントは Drupal にとっては初めてのものだ。このスプリントの目標は、以下に挙げるトピックのいくつかについて、コミュニティーで今後行われる議論に対する勧告をまとめることにある。

  1. 全般的なコンセプトとして方針を作成および保持するプロセス群
  2. 技術的な対立を解決するプロセス
  3. コミュニティーでの/個人同士の対立を解決するプロセス
  4. 極めてデリケートに扱う必要がある「核(兵器のような)」問題を解決するためのプロセスとチーム

ほかに提案したいトピックがあったら、あるいは、これらの項目に対するフィードバック(意見や提案など)をスプリントの前に寄せたいという場合は是非、Governance project issue queue に加わってほしい。僕たちのプロジェクトのガバナンスを効率化し、発展させるのは大切な仕事だ。だから、みんなの貢献に対して先にお礼を言っておこう。ありがとう。

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