数日前、DrupalCon Chicago が終わった。終わったあとの虚脱感もほとんど抜けた。(今は)残務記録をチェックし、フォローアップの E メールを(順次)送っているところだ。その傍らで、僕は DrupalCon での出来事を頭の中でなんとか消化しようとしてもいる。以下は僕にとっての主なポイントだ。
- DrupalCon Chicago の参加者は約 3,000 人だった。これは途方もない量のエネルギーになる。
- カンファレンス会場のホテルに(ほぼ)全員が宿泊したのは最高だった。僕たちが基本的にはシェラトン ホテルをそっくり1週間借り切ったということが僕には今でも驚きだ。
- 素晴らしい基調講演が2つあった。1つはクレイ シャーキー(Clay Shirky)、もう1つはジェアド スプール(Jared Spool)のだ。二人共、僕が長いこと敬愛してきた人物だ。
- ジェアド スプールの基調講演のなかで僕は(git の)マニュアルを読め(RTFM)とのご忠告をいただいた(半分ジョーク)。
- キーラン ラル(Kieran Lal)はみんなに大量の飲み物をおごってくれた(そしてそれを「経費」にしようとした)
- 基調講演に向けて準備する僕を助けるべく舞台裏に差し入れられた青い Drupal M&M(チョコレート)は忘れがたい。
- DrupalCon の同好セッション(Birds-of-a-Feather session)で結婚した Drupal カップルが一組あった。見事な催しだった。幸せなお二人におめでとう!
- フィールド自然史博物館(Field Museum of Natural History)でのオープニング パーティーは今までで最高の Drupal パーティーだった。僕たちは象や恐竜たちとダンスした!
- 僕たちは 60 社を超えるスポンサーたちから 5,600 万円(700,000 USD)を超えるお金を集めた。ダイアモンド スポンサーの Palantir.net、Acquia、VPS.net、そしてプラチナ スポンサーの Workhabit、Trellon、Phase2、Pantheon に謝意を表したい。スポンサーなしに DrupalCon は開催できなかっただろう。
- コア開発者の多くが会場に集まったなかで Drupal 8 開発ブランチを作成したときにはエネルギーが増大する感じがした。Drupal 8 の用意ができたのだ!
- DrupalCon プログラム ガイド(スケジュールなどをまとめた総合冊子)に掲載した広告でマイクロソフトが IE6 について謝罪していたのは信じられないことだった。それどころか、一度、謝罪として飲み物まで提供してくれた。ほんとに魔法のような一週間だった。
- Drupal にとっては初めての印刷雑誌「Drupal Watchdog」が参加者全員に配布された。僕は1年前、Drupal にはいつの日か専用の印刷雑誌ができるだろうと予言したが、こんなに早く実現するとは思ってもいなかった。(いっそのこと)10 年以内には月にも Drupal 開発者がいるだろう、などと予言をするべきなのかも。で、次の DrupalCon までにそれが当たったかどうかチェックするとか。
DrupalCon の企画運営に協力してくれたすべての人々に感謝している。とりわけティファニー ファリス(Tiffany Farris)とジョージ ドゥ メト(George De Met)に礼を言いたい。この手のイベントを調整するのは大変なことだ。当たり前のことだと考えてはいけない。みんな、素晴らしい仕事をしてくれた。ありがとう!