ホワイトハウス、Drupal に貢献

2012 年 8 月 24 日 - 12:53 -- ドリース バイテルト

今日、ホワイトハウスから入った、すごくエキサイティングなニュースだ。

昨夜、オバマ大統領は約束を果たしてくれた。それは“We the People(われら国民)”という Drupal ベースのアプリケーションの裏にあるコードを公開するという約束だ。このアプリケーションは、アメリカ国民(ひとりひとり)が自分のいちばん気にかけている問題を米国大統領に直接、嘆願(陳情)できるようにしてくれる。これは、このプラットフォームの裏にあるテクノロジーをシェア(共有)する、と大統領が国連に対して確約したのを受けて公開されたものだ。そこには「世界中のどの政府も同じ可能性を自国民に与えられるように」との意図がある。

ホワイトハウス デジタル戦略ディレクターのメイコン フィリップスMacon Phillipsは、今日 whitehouse.gov のフロント ページに掲載されたホワイトハウスのブログ記事でこの動きについて説明している。

2009 年の 10 月、WhiteHouse.gov は Drupal 上で再始動した。その 2 年後、ホワイトハウスは Drupal 上で We the People をスタートさせた。オープンな政府へ向けての大きな前進だ。政府というものは、草の根(民衆)運動であるとかインターネット上で広がる口伝えの組織活動といったものの重要性をこれまで認めてこなかった。しかし、We the People は草の根的な国民の取り組みを奨励するものだ。

We the people

さらにエキサイティングなのは、オープンソース開発者であれば、自分たちの政府が実際に活動するやり方を改善するのに関与できるということだ。言うまでもなく、僕はオープンソースと Drupal が世界をポジティブかつパワフルなやり方で変えていくのを見ることにワクワクしている。

今回リリースされたコードは Drupal インストール プロフィールとしてパッケージ化されている。このプロフィールは現在、ホワイトハウスの Web サイト専用にカスタマイズされているが、Github メンバーなら誰でもプル リクエストをイシューしてもっと一般的に役立つようにすることができる。嘆願用のインストール プロフィールThe Petition install profileは、ホワイトハウスの Github リポジトリからクローン、フォークあるいはダウンロードが可能だ。

Whitehouse github

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