ドリース バイテルトのブログ

Drupal 7 のバグフィックスを高速化する

2011 年 5 月 26 日 - 11:49 -- ドリース バイテルト

Drupal プロジェクトは、開発中のバージョン(現在は Drupal 8)でバグを修正し、その修正を安定リリース版(現在は Drupal 7 と Drupal 6)に移植するという方針で進められている。この方針は重要だ。というのも、将来リリースされるバージョンの Drupal に退行的な不具合がもたらされるのを防ぐことになるからだ。

もっとも、開発中のバージョンのメンテナー(プロジェクト リーダー)(現時点では僕)は一人だけでは対応しきれないことがある。僕たちはプロジェクトもコミュニティーもそういう段階に達したのだ。僕は(このところ)Drupal の(将来的な)展望を設定すること、Drupal 8 イニシアチブを立ち上げることにすっかり集中してきた。その結果、目を通す必要のある未処理のバグ レポートが増え続けている。そして、それが Drupal 7 の安定化プロセスを遅らせている。

Drupal 8 における HTML5

2011 年 5 月 18 日 - 21:44 -- ドリース バイテルト

HTML5 は僕たちの世界を揺り動かしつつある。その理由について書かれた本が何冊も出ているが、簡単に言えばこういうことだ。HTML5 を使うと、デスクトップとモバイルの両デバイス上で(今よりも)はるかにいいユーザー エクスペリエンス情報マネジメント用語事典の解説が得られる。そして、HTML5 によってネイティブ アプリケーションとモバイル Web が融合する方向へ進むことになるかもしれない。

Drupal 8 の多言語対応

2011 年 5 月 9 日 - 19:40 -- ドリース バイテルト

英語は昨今のビジネスにおける共通語だが、自分にとって英語は第一の言語だという人々は世界人口の 5 パーセントほどしかいない。そして、70 パーセントを超える人々は英語を全く話さない。英語が広く知られているヨーロッパでさえ、みんな自分たちの言語のツール群を尊重している。数週間前、あちらで Drupal についてのプレゼンをいくつか行ったとき、僕はそれをじかに体験した。僕が受けた質問のほとんどはローカライゼーションとインターナショナライゼーションについてだった(“localization”は最初の“l”から最後の“n”までの間に 10 文字あるので Drupal コミュニティーでは略して“l10n”と呼ばれる。同じ理由で“internationalization”は“i18n”)

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