ドリース バイテルトのブログ
Drupal:2011 年の回顧と 2012 年の予測(後半)
(この記事は長いので前半と後半に分けました)
コミュニティー
それにしても、確かにすべてがバラ色だったわけではない。2011 年はチャレンジがいくつもあった年でもある。それは特にコア開発チームでいえることだった。僕たちは確かに苦闘した。Drupal コアの開発フェーズ(設計、開発、テスト、運用などの工程の1つ)が2年近くなかったこともあって、モラル(価値観)の問題で苦しんだ。「公式」のイニシアチブとコミュニティーのイニシアチブとの関係についてのさまざまな誤解もあった。新しい機能を加えることと既存の技術的な「負債」(マイナス ポイント)を片付けることのバランスでも悩んだ。もっと存在にかかわるような質問さえもあった。「Drupal は1つの製品なのか、フレームワークなのか?」、「Drupal はページ ジェネレーター(Web ページ自動作成システム)なのか、REST サーバーなのか?」といった問いだ。
Drupal:2011 年の回顧と 2012 年の予測(前半)
(この記事は長いので前半と後半に分けました)
2011 年は Drupal が大きく成長したものすごい年だった。僕にとってはずっと、とても忙しい1年でもあった。
Drupal 7
1,000 人近いコントリビューターたちの努力のおかげで僕たちは年明けに Drupal 7 をリリースできた。そして、90 カ国を上回り、250 を超えるパーティーで1つのコミュニティーとしてそのイベントを祝った。僕たちみんなの驚くべき偉業だ。